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抽象
バックグラウンド
不眠症は統合失調症に頻繁に見られ、認知機能障害ならびに体重誘発性鎮静 抗精神病薬の過剰使用に寄与する可能性がある。本発明者らは、二重盲検プラセボ対照試験、続いて2週間の一重盲検プラセボ相において、統合失調症関連不眠症患者の睡眠および認知に対するエスゾピクロンの効果を調査した。
方法
統合失調症または統合失調性感情障害および不眠症を有する39人の臨床的に安定な外来患者を、3 mgエスゾピクロン(n = 20)またはプラセボ(n = 19)のいずれかに無作為に割り付けた。主要評価項目は、8 週間にわたる不眠症重症度指数(ISI)の変化でした。副次的評価項目は、MATRICS Consensus Cognitive Battery(MATRICS)の変更でした。睡眠日記、精神症状、および生活の質もまたモニターした。
結果
ISIは、エスゾピクロン(平均 = – 10.7、95%CI = – 13.2; – 8.2)の方がプラセボ(平均 = – 6.9、95%CI = – 9.5; – 4.3)よりも有意に改善し、グループ間差は -3.8 (95%CI = – 7.5; – 0.2)。MATRICSスコアの変化は、グループ間で違いはありません。さらに分析すると、ワーキングメモリテスト、MATRICSの文字 – 数字スパン成分に有意な改善が見られました(平均 = 9.8 ± 9.2、z = – 2.00、p = エスゾピクロンを精神分裂病に罹患している被験者に対してのみ0.045)。両グループで睡眠日記の項目が改善され、グループ間の違いはありませんでした。精神症状は安定していた。中止率も同様でした。エスゾピクロンを中止した後の一重盲検プラセボ相の睡眠は改善されたままであったが、統合失調症患者の作業記憶改善は持続的ではなかった。
結論
エスゾピクロンは統合失調症患者における不眠症の治療のための安全で効果的な代替法として立っています。認知への影響はさらなる研究が必要です。
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キーワード
統合失調症不眠症睡眠エスゾピクロンワーキングメモリー認知
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https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0920996414005416